多様なものが多様なままに・・・

街を歩いているときに通りすがりの親子の会話で

小学生高学年くらいの男の子がお母さんに「今は多様性だからね!」と話している声が耳に入ってきた。

私が「多様性」というワードをテーマに思っているからか、

あちらこちらの雑誌や広告でも目に、耳にする。

言葉では簡単に言えること。理想論ではなく、本当の意味での

「多様なものが、多様なままに、共に奏でる」

現実化したい!!今までの社会になかったような、その世界観を

この小さな地域から広げたい!!

広島で呼吸をするように30年近くも

ガイアシンフォニー上映会を主催されてきた中本さんのお誘いを受け、

ガイアシンフォニーファンが集うzoomの会に参加させていただき、

龍村監督の奥様、龍村ゆかりさんに直接質問させていただく機会を得た。

理想論ではなく、多様性を受け入れ、そのエネルギーを広げるために

どのような“意識”を向けられているのか。。。お話にメモが止まらなかった。

目次

佐藤初女さんの在り方

ゆかりさんは、私の質問に格言となるような・・・メモが止まらなくなる言葉を伝えてくださった。

(本当は、言葉ではなく、ゆかりさんが今までガイアシンフォニーに関わってこられた体験からの想いが

ズドーンと私の心に届いたのだと思います。)

どんな方も、訪れる方を受け入れてこられた初女さんの在り方は、

とにかく【聴き続けること】。

目の前にいる、その人と初めて出会うように

その方が、何をしてきたのか、バックグラウンドは一切聞かず、

何かアドバイスをするわけでもなく、

伝えるときは、相手に寄り添った短い言葉で

その在り方が、相手に安心感を与えていた。

「どんな自分であってもいい」

「ありのままのままで居ていい」

ただただ、初女さんは全身で寄り添いの姿勢を表現されていた。

多様性こそ、生き残るすべ

もし、この地球上に単一生物のみ存在していたら・・・

すでに生物は絶滅していただろう。

多様だからこそ、生き残り、進化してきた。

地球に生命が存続し続けるための普遍的な原理原則が

「多様性」なのだと感じた。

さらに、ゆかりさんのお話は続き、、、

意見が違うから、排除する。

そのように心が動いてしまうとき、

【調和】からは離れた状態、在り方である。

“大きな命の中の”一つの在り方であることを俯瞰して見れること。

初女さん自身、身に起きる大変な病や出来事を体験されている。

どんな体験からも「自分の心理はどこにあるのか」

自分を磨いてこられた。

なんでも体験して、社会や人の中で揉まれて、揉まれて、

あの在り方に行きつかれている。

自分が心地よい生き方、在り方に行き着くと

ようやく人と分かち合う事ができる

初女さんの在り方から、多様性について語ってくださった

ゆかりさんのお話に今の私へのメッセージが心に届きました。

全ての体験が最適な今と最善の未来を創る

知識で理解しても、体験がないものには真の自分が心地よい在り方には辿り着かない。

奇跡を期待はせず、

今の自分を信頼し、

今が最高であると認識し、

ただただ今目の前のことに誠実に誠意を持ってやるだけ

そのやり切った後に、

自分が描く世界が開けてくる!

ついつい、理解した知識を振りかざしたくなる。

そんな時こそ、自分の中にあるものに気づき、

ただ目の前の今を生きること。

いつも探求する先には、シンプルな答えに行き着きます。

確信したことは、このガイアシンフォニーには

今を楽しむこと、そして未来を創る核となるエッセンスが詰まった映画であること。

内容が濃いので何度も第一番、二番、三番を見ていて

四番以降はまだ見れていませんが、味わっていきたいと思います。

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